『排卵日の2日前じゃなくてもいい』
ピンクゼリーって?
本題に入る前に、ピンクゼリーがまずどのようなものなのかをお話したいと思います。ピンクゼリーは、女の子を産みたいときに使われる産み分けゼリーのことです。
ピンクゼリーを含む産み分けゼリーは、以前は中国製など海外製のものしかありませんでしたが、その手軽さと科学的なメカニズムに基づいている方法だということから、密かに人気がある産み分け方法でした。
そうして、国内で製造するメーカーができて安全性が増すと、使用者も増えて実際に成功する方も多く現れるようになりました。
また、産み分けを実際に行っている病院でもおすすめされていることから、ここ最近では『自然妊娠で最も成功率が高い産み分け方法』ということで産み分けに悩んでいる方から多くの期待が寄せられるようになっています。
ピンクゼリーが利用している産み分けのメカニズム
産み分けの方法にはいくつか種類がありますが、産み分けゼリーが利用しているメカニズムはどのようなものなのでしょうか。それは、女の子になる精子は酸性に強く、男の子になる精子は酸性に弱いという性質です。
適した酸性濃度の中では精子は元気なのですが、苦手な酸性濃度になると寿命に関わらずどんどん弱っていってしまいます。ピンクゼリーは弱酸性のため、使用すると膣の酸性濃度を弱酸性に近づけやすくします。
こういった膣の酸性濃度をそれぞれの精子に合わせる方法は、酸アルカリ法と呼ばれている産み分け方法にもあります。ピンクゼリーはいわばその強化版で、より産み分けの環境を整えるために用いられる産み分け用品だと言えます。
【写真】女の子が欲しいご夫婦に選ばれる産み分けゼリーって
膣の酸性濃度はちょっとしたことで変化する!
なぜ人工的に酸性濃度を調整する必要があるのでしょうか。それは、女性の膣内が生理周期や生活習慣などで簡単に変わってしまうためです。
膣の酸性濃度は、通常時は大腸菌や細菌などの免疫機能のためデーデルライン菌によって乳酸菌に満たされ、弱酸性の状態に保たれています。
ずっとこのままの状態でしたら女の子になる精子が受精しやすい環境なのですが、膣の酸性濃度は排卵日や性的な興奮を受けることによって変化してしまいます。
それは、卵子を包み込んでいたり性交渉のときに潤滑油として分泌されたりする膣分泌液がアルカリ性なため。そうして、弱酸性だった膣内はどんどん中和され、アルカリ性に傾いていくことになるのです。
また、女性がストレスや疲労を感じているときや睡眠・栄養不足に陥ると、デーデルライン菌の数が減少してしまうことがあります。そうなると免疫のための乳酸菌の量も減少し、弱アルカリ性に徐々に近づいていきます。
このように、女性の膣内では”ちょっとしたこと”で変化してしまうので、膣の酸性濃度を一定に保てるということは産み分けの大きなアドバンテージになるのです。
自然妊娠にはタイミング法という産み分けも。
ところで、排卵日2日前に性交渉を行って女の子を産み分ける方法をタイミング法と言います。 こちらの産み分けで『排卵日の2日前』と指定がされている理由は”女の子になる精子が酸性に強く男の子になる精子が酸性に弱い”というメカニズムを利用するだけでなく、”精子の寿命の違い”についても利用する方法になります。 精子の寿命は、一般的に女の子になる精子は2日~3日程度、男の子になる精子は24時間程度だということが分かっています。 そのため、『排卵日の2日前にセックスをする』という話が出てくることになります。排卵日の2日前ですと、男の子になる精子が子宮に辿りつきにくい弱酸性の膣内環境ですし、仮に子宮の中に辿りついた精子がいても、排卵があるときには寿命を迎えることになります。 そのため、女の子を産むのに有利な環境になるのです。タイミング法の排卵日の2日前という問題
『排卵日の2日前に性交渉をする』というのは、正確に行うことが出来ればより産み分けが成功する可能性が高まります。しかし、一方で以下のような問題も起こることになります。 ・排卵日の予測を正確にする必要がある
・妊娠の可能性が低くなってしまう これらの原因について詳しく見ていきましょう。
排卵日の予測を正確にする必要がある
女の子の産み分けでは特に排卵日の予測を正確に行えるかがカギになります。ちょっとでもセックスをするのが早ければ男の子になる精子が生きていることになりますし、遅ければ女の子になる精子も元気がなくなり、下手をしたら寿命を迎えてしまっているということもあるからです。 そのため、正しい生理周期を見極める必要があるのです。 排卵日の予測には、 ・毎朝の基礎体温の計測・排卵検査薬の使用
・超音波検査や血液検査によるホルモンの測定 の3つの方法があります。
基礎体温の測定や排卵検査薬の使用は自宅で行うことが出来て経済的な一方、正確に読み取れずズレが生じてしまうこともあります。
また、検温に関しては毎朝行わなければならないので、忙しさから現実的ではない方もいらっしゃいますし、つい忘れてしまうということもあるでしょう。
また、超音波検査や血液検査によるホルモン測定では、結果からドクターが排卵日の予測をしてくれますので、自己判断よりもかなり正確に行うことが出来ます。
しかし、病院に行かなければならない分、スケジュールの調整に手間がかかったりコストがかさんでしまったりということもあります。
妊娠の可能性が低くなってしまう
産み分け自体、どちらか一方の精子だけを選ぶ方法になりますので、その分妊娠する可能性は低下してしまいます。 それだけではなく、『排卵日の2日前にセックスをする』場合には、卵子が卵巣から出てくる前に精子が体外に排出されてしまっていたり鮮度が低下してしまったりなどで受精できない状態になっている可能性もあります。 そのため、女の子の産み分けを行っていると「なかなか妊娠できない」
ピンクゼリーの使用は排卵日2日前じゃなくてもいい!?
『排卵日の2日前に性交渉をする』という場合には、酸アルカリ法による産み分けと比べて成功率が上がる一方、産み分けをする手間や妊娠しづらくなってしまうといったリスクもあるということについてお話しました。 それでは、『ピンクゼリーを使った場合、排卵日2日前じゃなくてもいいのか』
ピンクゼリーがよく馴染んでいない状態だった場合には男の子になる精子がアルカリ性の中の粘液に包まれてそのまま子宮に侵入し、受精してしまうことも考えられます。
ピンクゼリーは酸アルカリ法での産み分けの考え方に基づいていますので、その分期待ができるでしょう。
女の子の産み分けの成功率は、酸アルカリ法による産み分けで6割強、タイミング法で7割程度、これらの方法とピンクゼリーを合わせて使用した場合では7~8割程度となっています。
つまり、より産み分け成功の可能性を高めたいという場合には、『排卵日の2日前を特定してピンクゼリーを使う』