リンカルとは別のところにあったリンカルを使った産み分けの問題点

産み分けについて調べていると”リンカル”という言葉に覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

リンカルとはリン酸カルシウムの略称で、葉酸と同じように赤ちゃんの先天性異常のリスクを減らすために服用されるサプリメント。

これを服用し続けてセックスをすると男の子が産まれやすくなるというのです。ここでは、そのリンカルを使った産み分け方法についてお話していきたいと思います。

リンカルを使った産み分け方法

まずは、リンカルを使うと産み分けられる理由とその方法費用産み分けの成功率など、基本的なところを見ていくことにしましょう。

リンカルが産み分けに使われるようになるまで

リンカルが産み分けに効果的だということが分かったのは、実は経験的観測からです。

元気な赤ちゃんを産みたいという女性の中には、妊娠活動中からずっとリンカルを服用し続けていた方もいらっしゃいます。

そして、そんな方の赤ちゃんには男の子ばかり産まれているということが分かったのです。そのことから、産院で産み分けの成功率を上げるために使われるようになったのが、リンカルが産み分けで注目されるようになったきっかけです。

リンカルで男の子が産まれるのはなぜ?

リンカルの使用目的は、あくまで元気な赤ちゃんを産むため。つまり、『リンカルの服用で男の子が産まれる』というのは副作用だったのです。
男の子を産み分けたいという方には朗報ですよね。
しかし、科学的になぜ男の子が産まれやすくなるのかは未だ解明されていないのが現状です。飛行機が実際に飛べるようになってから科学的にどうして飛ぶことができるのかが解明されたのと同じように、これからの研究でリンカルが男の子の産み分けに効果的な理由もわかるのではないかと期待されています。

リンカルの産み分け成功率

リンカルを使った産み分けは実際にどれだけの効果があるのでしょうか。

杉山産婦人科医院の調査では、5000人程度のリンカルを服用して産み分けを行った方のうち、およそ73%の方が男の子を出産できたという結果が出たそうです。7割以上の方が成功したというのは、ちょっと期待ができる産み分け方法ですよね。

リンカルの産み分け費用は?

そんなリンカルですが、どのような方法でどれくらいのお値段で手に入れることができるのでしょうか。

リンカルは産み分けを行っている産院経由で入手できるほか、インターネットのサイトからも購入することができます。

しかし、通常のリンカルでは産み分けの効果が期待できないという意見もあり、個人で試してみる場合はきちんと”産み分け用”のものを購入することがすすめられています。

産み分け用で販売されているリンカルのお値段は、1ヶ月分で4000円に届かない程度。飲み始めると2~3ヶ月は服用し続けることになりますから、3ヶ月分などをまとめて購入すると9000円程度とかなりコストが押さえられる商品もあります。

リンカルを産み分けで使うために

リンカルを産み分けで使用するためには、いくつか守らなければならない決まり事があります。それを下記に箇条書きにしてみました。

・1日4錠(朝2錠、夜2錠でもまとめて4錠でもOK)

・最低でも2~3ヶ月続けてからセックスを行う

・2日間以上服用期間が空いてしまうと最初(2~3か月間の服用)からやり直し

・妊娠していることがわかっても安定するまではリンカルを摂り続けること

・かぜ薬や痛み止めの薬との併用は可能

・2人目以降の場合は、生理が再開して2ヶ月は経ってから服用しはじめること

・授乳期間は赤ちゃんに栄養がいってしまい、産み分けの効果が低くなってしまう可能性があるので避けること

・大量摂取は尿管結石になってしまうリスクが高まるので、用法用量は厳守すること

これらの方法を守って正しくリンカルを使うことで、男の子を産むことができる可能性は7割以上になります。

さらに
成功率を上げたいという場合にはタイミング法や酸アルカリ法との併用で産み分けの成功率がさらにアップする可能性があるということも指摘されています。
つまり、男の子の場合は、『リンカルを使いながら、排卵日当日に女性がオーガニズムを感じるようなセックスをする』ということですね。

リンカルを使った産み分けの問題点

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リンカルを使った産み分けは、自然妊娠での産み分けの中ではかなり成功率の高い産み分け方法です。
しかし、最近では産み分けに使用される方の数も減ってきているという話もあります。それは、一体なぜなのでしょうか。具体的に見ていくことにしましょう。

毎日の服用が難しい

使用方法をご覧いただくとお分かり頂けるように、リンカルは毎日続けて服用し続けなければなりません。2日間続けて服用し忘れてしまうと、それまで続けてきたことの効果もなくなってしまいます。ですから、継続が難しい方にはあまりおすすめできない産み分け方法だと言えます。

飲み忘れでリスタートに

リンカルを使用した産み分けでは、2~3ヶ月は最低でも使用し続ける必要があるため、その分時間がかかってしまうことも問題になっています。

このくらいの期間自体は、タイミング法で使用される排卵日予測にかかる時間と同じ程度になりますので飛び抜けて長い期間がかかると言うわけではないのですが、服用し忘れによるやり直しがあった場合にはかなり時間がかかってしまうことになります。

現代日本の事情①:手軽でシンプルな産み分けがいい!

リンカル自体は効果が高い産み分けサプリメントなのですが、現代の日本の現状とそぐわないという点も指摘されています。

日本で産み分けを考えている方の実に7割以上は2人目以降だと言われています。
ところが、現在の日本では1人目を出産した後仕事に復帰し、働きながら育児をしています。その傍らで産み分けをしつつ妊娠活動をする、というのは想像以上に大変です。

気をつけていてもうっかりサプリメントを飲み忘れてしまう
こともありますので、なるべく手軽でシンプルな方法での産み分けが求められているのです。

現代日本の事情②:時間がかからない方法がいい!

リンカルは、授乳期間中に使用しても効果が薄くなってしまうと言われています。 以前は子供の離乳食の開始はなるべく早めが良く、1歳を過ぎるころには卒乳することがすすめられていましたが、今は違います。

子供の発達や精神面を考慮に入れた子育て方法により
「子供が満足するまで何歳まででも授乳は続けた方がよい」
というのが主流になっているのです。そういったことから、人によっては妊娠活動の開始が遅れてしまい、出産までにより時間がかかってしまいます。

平均の出産年齢が年々高齢化し、
「なるべく早く妊娠、出産をしたい」
という方も増えている現代の日本。リンカルのように時間がかかりすぎる産み分けは歓迎されないのかもしれませんね。

リンカルを使うよりも早くて手軽、高い成効率の産み分け方法が台頭してきた!

実は、こういった問題以外にもリンカルの使用者が減ってきたのには理由があります。その理由が産み分けゼリーの台頭です。

産み分けゼリーはサプリメントのように毎日服用する手間がなく、セックスの前に膣に産み分けを可能にするジェルを直接注入するという方法をとります。

そのため、産み分けのための準備期間も必要なく、時間がかかりすぎることもありません。

手間なくスピーディーに産み分けをすることができる産み分けゼリーですが、科学的に精子の特徴を研究した結果生まれた製品ですのでとても成功率が高く、男の子の産み分け成功率は81%~91%となっているのです。

リンカルを使うよりも早くて手軽、成功率も高いということで、産み分けゼリーは今では多くの産院でもすすめられるようになりました。

産み分けゼリーの値段も4ヶ月分で10000円程度ですから、リンカルを使うよりも低コストなのも魅力となっているようです。

産み分け方法を選ぶときに「リンカルよりも産み分けゼリー」となってしまうのも仕方がないのかもしれませんね。
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