産み分けゼリーの成功確率

「産まれてくる赤ちゃんの性別が選べたらなぁ」 と思うことはありませんか。 その希望に応える方法を産み分けと言います。

実際に産み分けは世界中で行われていて、日本国内でも多くのお父さんお母さんが産み分けを実践しています。
産み分けの方法は、自然妊娠でお母さんの生理周期に合わせる方法や人工受精で選んだ性別の精子を受精させるなど様々です。 ここでは、その中でも自然妊娠での産み分けに役立つ産み分けゼリーをご紹介したいと思います。

自然妊娠で行われる産み分けとは

赤ちゃんの性別が決まるまで

生まれてくる赤ちゃんの性別が分かるようになるには4か月から7、8か月が多いと言われていますが、性別はいつくらいに決まっていくのでしょうか。
実は、赤ちゃんの性別が決まるのは男の子か女の子かわかるずっと前。精子が卵子までたどり着いて受精卵になる瞬間です。
受精卵になるときに精子が持っている染色体の一部に性別情報があり、これが男の子になるのか女の子になるのかを決めるのです。男の子になる遺伝子を持っている染色体をもつ精子のことをY精子、女の子になる精子をX精子と呼びます。

X精子とY精子の特徴

X精子とY精子にはそれぞれ寿命が違っていたり性質(酸性やアルカリ性)への耐性が違ったりという特徴があります。 この特徴を活かすことが自然妊娠の産み分け方法になります。

それぞれの特徴を示したのが次の図になります。 %e8%a1%a8

女の子が欲しいときにはX精子の欄を、 男の子が欲しいときにはY精子の欄をご覧ください。 この図を見ますと、同じ精子でも、性別の情報が違うだけで全く違う性質を持っていることが分かりますね。

備考の欄はお父さんが気を付けるポイントになります。精子には、宇宙線やX線でも電磁波と同じような振る舞いをすることがわかっています。カフェインの効果は1時間程度になりますので、気をつけてください。

X精子とY精子の割合は、というと実はこれもお父さんの日常生活で前後してきます。

性交渉を頻繁にしていますとX精子もY精子もほとんど同じ割合になりますが、一週間程度空けて行っている場合はY精子が優勢になってきます。これは精子の寿命が関係していて、古くなった精子が多くなってくると精巣でY精子がどんどん作られるようになるためです。

お父さんの日常生活も重要ですが、それ以上に産み分けに重要になってくるのはそれぞれの精子の寿命と酸性濃度への耐性です。
この特徴をお母さんの生理周期と合わせることこそが自然妊娠での産み分けの本質になります。

お母さんの生理周期と産み分け

実は、お母さんの膣の内部の酸性濃度(酸性かアルカリ性か)はめまぐるしく変わります。
普段は雑菌が体内に入ってこないように酸性になっていますが、生理の周期や性的な刺激を受けることで子宮頸管粘液の量が多くなると膣内の環境はアルカリ性に傾いていくのです。

子宮頸管粘液自体はアルカリ性で、排卵のときが最も多くなります。
膣内がアルカリ性になることで精子が子宮までたどり着きやすくなって赤ちゃんが出来るというわけですね。

生理周期で変わってくる膣内の状況と精子の性質を知ることで自然妊娠の産み分けは大きな差が産まれます。

上図にありますように、女の子になるX精子は酸性に強く長寿だという性質がありますので排卵日の2-3日前に淡白なセックスをすることで膣内が酸性の内にX精子を通過させられ、そのまま子宮内で卵子がくるまで留まることが出来ます。

反対に男の子になるY精子にはアルカリ性に強い性質があって短命ですので排卵日当日や性的な刺激が強い性交渉をすることで膣の内部をアルカリ性に保つことが重要になります。アルカリ性に保たれた膣内を無事に通り抜けることが出来ます。
産み分けをしたいときには生理周期をしっかりと管理しておくことが重要です。排卵があった2、3日後くらいに0.3度から0.5度くらい基礎体温が上がりますので、ある程度続けて基礎体温を測ることで周期を見つけることが出来ます。

産み分けゼリーを使った産み分け方法

産み分けゼリーとは

自然妊娠で産み分けをしたいとき、産み分けゼリーを使うことで成功確率がぐっと上がるということが分かっています。 産み分けゼリーは、膣内の酸性濃度(pH)を保つために使われるオイルのようなものです。

産み分けゼリーには男の子用と女の子用の2種類があり、それぞれ女の子用は酸性男の子用はアルカリ性のドロッとした液体が細長い容器に入っています。

女の子を産みたいときにはX精子に適した環境になる酸性のピンク男の子を産みたいときにはY精子に適した環境になるアルカリ性のグリーンを使うことになります。

産み分けゼリーは1本2,000円以下で購入できますので、手軽なのも魅力です。

産み分けゼリーの使い方

産み分けゼリーの使い方は簡単で、女の子用(男の子用)の液体を膣内に直接入れるようにします。 生理用品としてタンポンを使っている方には同じ使い方ですので簡単に使用できるかと思います。

細長い容器の栓を抜き、横になって5cmから8cm程度を膣内に入れてピストンを押して注入して容器を抜いてください。全行程で1分程度になるかと思います。

これを性交渉の前に行うことで、膣内の酸性濃度は一定に保たれて希望する精子を子宮に届きやすくすることが出来ます。 使い切りタイプで消毒なども必要ないタイプのものがかなりお手軽でおすすめです。

産み分けゼリーの主成分と安全

気になるのは

「産み分けゼリーって何が入っているの?」
ということ。 赤ちゃんのためにもお母さんの体のためにも気になりますよね。
ですが、害があるような変なものは入っていませんので安心してください。

産み分けゼリーには酸性濃度の調節にクエン酸やリン酸を使用していますが、これは酸味料として普段から摂取されている成分です。他にも潤滑を良くするための成分などもありますが、コンドームにも使われている成分ですので特に問題はないでしょう。

最も心配なのは産まれてくる赤ちゃんへの影響です。
現在までに産み分けゼリーを使ったことで障害を持った子供が生まれたという話はありません。
また、
「妊娠しづらくなるんじゃないの?」
という不安な方もいるかもしれませんが、そういった効果も確認されていません。

自然由来の成分しか使っていないものですからね。 酸性濃度が変わるだけで母体にも赤ちゃんにも影響はないようです。

産み分けゼリーの成功確率

産み分けゼリーで気になるのは 「どれくらい産み分けに成功しているの?」 ということ。

特にタイミングなどで産み分けが難しいと言われている女の子についての確率を見てみますと、7129名のうち5700人が成功したという統計があります。
つまり、ほぼ80%の方が産み分けに成功しているのです。

ただし、この統計には産み分けゼリーを使用することのほかに排卵日の2日前に性交をするという条件があります。
産み分けゼリーを効果的に使うには、正しく生理周期を把握することが重要になるのです。

産み分けゼリーで注意すること

産み分けゼリーは膣内の酸性濃度を保つためのもので、産み分けはしやすくなりますが、絶対ではありません。

精子が不活発でしたら環境が良くなっても子宮まで泳げないこともありますし、そもそも精子が子宮まで届いても生きたまま卵子に出会わなければ受精することは出来ません。

お父さんが日常生活に気を付けたりお母さんの生理周期と合わせて使用したりすることで産み分けゼリーの効果が高まるのだということは覚えておいてくださいね。
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