男の子や女の子の産み分けのウソ・ホント

よく2人目や3人目の子供を産んだというママ友から聞くのが、「赤ちゃん性別法をした」という話。なんと、日本では3人に1人は何かしらの赤ちゃん性別法をしているそうです。

ですが、その方法って、本や雑誌、インターネットなど調べてみるとたくさん出てきますよね。そこで、それぞれの方法の噂に関するウソとホントを科学的な視点で調査してみました。

科学的なメカニズム

ウソとホントについてお話する前に、子供の性別が決まる方法やメカニズムについてお話ししておきたいと思います。

子供の性別が決まる方法

子供は、受精卵になった瞬間に性別が決まります。
卵子に受精をする精子の側に子供の性別を決める情報があり、それぞれ女の子になる精子をX精子、男の子になる精子をY精子と区別しています。

メカニズム

メカニズムとしては、生みたい性別の精子だけを選別して受精させるような仕組みが重要になります。 それを可能にするためには、まず精子や女性器の状態について知らなければなりません。

2つの精子には寿命や酸性濃度(Ph)への耐性が異なるという性質があります。
X精子…酸性に強い、長くて3日くらいの寿命

●Y精子…アルカリ性に強い、長くて1日くらいの寿命

女性器の方はと言いますと、子宮内は中性なのですが、膣内は通常時は乳酸菌(デーデルライン菌)によって弱酸性の環境に保たれています。
ところが、女性の体の変化によって膣分泌液が分泌されますと、弱酸性の環境からアルカリ性へと傾いていくことになります。

『具体的に膣分泌液が分泌される時は』と言いますと、オーガニズムを感じた時や排卵日になります。

こうして、産みたい性別の子供と精子の特徴、女性器の環境が一致するように行うのが科学的手法に基づく方法になります その方法を表にしたのが下図になります。

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赤ちゃん性別法のホント

それでは、有名どころの噂についてのウソとホントについて見ていきましょう。 まずはホントから。

激しい性交渉をすると男の子、淡泊な性交渉をすると女の子が産まれる

これは、先程のメカニズムを見ていただければわかるようにホントです。 オーガニズムを感じて膣分泌液が多くなりますと、膣内環境がアルカリ性に近づくためにY精子だけが子宮へと辿り着けることになります。

お父さんがお風呂好きだと女の子が産まれる

意外なようですが、これはホントです。 Y精子は熱に弱いという特徴があるため、お父さんが長時間のお風呂やサウナを楽しんだ後での射精では活動量が減ってしまうのです。

お父さんがコーヒーを飲むと男の子が産まれる

これもホントです。
Y精子はカフェインで活動量が増えて元気に、反対にX精子は元気がなくなってしまいます。ただし、カフェインによる効果は1時間程度だということが分かっていますので注意してください。

あまり性交渉をしないと男の子が産まれやすくなる

頻繁に射精している時には、精子はX精子とY精子の割合が1:1くらいの比率となっています。 ところが、週に1度も射精をしない生活をしている場合には、古い精子が溜まっていることになります。それを感知すると、精巣は短命なY精子を優先的に作るように働き始めるのです。

ですから、たまにしかしない方ですとどんどんY精子の比率が増えることになり、男の子が産まれやすくなるのです。

SEやパイロットの子供は女の子が産まれやすい

電磁波や宇宙波、麻酔薬にはX精子の活動量を増やし、Y精子の活動量を減らすという効果があることが確認されています。これらの
波長の光を日常的に浴びている方は、職業にかかわらず女の子が産まれやすくなります。

グレーゾーン

次に、グレーゾーンです。

カレンダー

カレンダーには中国式とブラジル式があり、それぞれの人種により近い方が当たるという話です。

お母さんの数え年と性交渉をした日で確認をするために、メカニズムの点から言えばかなり不確かな方法になります。

しかし、この占いは昔の中国で統計的に作られたものですので科学的な視点から言いますと間違ってはいないようですし、その的中率は驚くべきことに日本では7割程と高いのです。

膣の浅いところで射精すると女の子、奥の方だと男の子になる

膣内環境を利用するもので、浅い所で射精したからといって女の子が産まれるわけではありません。ただし、『膣の浅いところで射精する=オーガニズムを感じにくい淡泊な性交渉』と考えると一定の効果が得られるように思います。

赤ちゃん性別法のウソ

最後に、赤ちゃん性別法のウソです。

満月に性交渉をすると男の子になる

これはヨーロッパを中心に信じられていた方法です。
人間は月の光を浴びることで性的に興奮をするのだそうです。つまり激しい性交渉になるためにY精子が好む膣内環境になって男の子が産まれやすくなるという図式です。

この方法は人によっては効果があるのかもしれませんが、排卵日当日と満月がかぶらなければそもそも妊娠も難しいですし、微妙なところではあるようです。

お母さんがお肉を食べると男の子が産まれ、野菜をたくさん食べると女の子が産まれる

お母さんが食べるもので膣内の環境に直接影響を及ぼすという話は今のところありません。人によっては『お肉を食べる=興奮する』ということもあるかもしれませんが。 これに限らず、『○○を食べると…』という噂は迷信ですので気をつけてください。

部屋に○○を飾ると女の子(男の子)が産まれる

こちらも『○○を食べると…』と同様に根拠はありません。インテリアを変えることで雰囲気を作れ、意識が高まったり行為中の興奮度合いが違ったりということはあるかもしれませんね。

ウソ・ホントのまとめ

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ウソ・ホントについて見ていただいていかがだったでしょうか。

意外にも正しい噂が多く、ウソの場合にも結局は『オーガニズムを感じる性交渉をするため』といったことが前提であれば正しいようにも思います。ただし、こちらの場合は『効果は人による』というのが問題になるのですけどね。

実は、最もネックになるのが膣内の酸性濃度の調整になります。
たくさんの噂も、多くの場合は膣内を酸性にするかアルカリ性にするかということにつきるのです。

しかし、出産は何度も出来る話ではありませんし、迷信に頼るよりも出来るなら確実性の高い方法で行いたいものですよね。 そこで、科学の力を使って確実に膣内の環境を産みたい子供の性別に適した酸性濃度にする方法をご紹介したいと思います。

このゼリーは服用するのではなく、膣内に直接オイル状のゼリーを注入するので確実に膣内の環境を変えることが出来るのです。 ゼリーには2種類あり、男の子が欲しいときには男の子用でアルカリ性に、女の子が欲しいときには女の子用で酸性に膣内を変えることが出来ます。

元々産婦人科の方が開発したものですので安全ですし、成功率も8割程度で折紙つきです。赤ちゃん性別法は、ホントに出来るのです。
「たくさんの噂に惑わされている」
「本当に効果があるものを行いたい」
と思っている方にはぜひともお試しいただきたいです。
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