「次は女の子(男の子)が良いなぁ」
と思っていらっしゃる方も多いはずです。 他のおうちのお子さんを見ると、
「女の子はたくさん洋服が着せられて羨ましい」
「一緒にたくさん遊べていいなぁ」
そんな赤ちゃんの性別を望みどおりに産む方法のことを“赤ちゃん性別法”と言います。
ここでは、成功確率についてお話したいと思います。
方法って?
赤ちゃんの性別はどうやって決まる?
チャレンジするには、まず赤ちゃんの性別がどのようにして決まるのかを知らなければなりません。 赤ちゃんの性別が決まる瞬間は、卵子と精子が受精する瞬間です。このとき、受精する精子が持っている染色体の性の情報が女の子なのか男の子なのかということによって性別が決まるのです。精子の染色体の性情報は、一方はXX、もう一方はXYになっています(以降、XX染色体をもつ精子をX精子、XY染色体をもつ精子をY精子と呼びます)。
X精子が受精をした場合、生まれてくる赤ちゃんは女の子になります。反対にY精子が受精した場合は男の子が産まれてくることになります。
これら2種類の精子には特徴があるため、それを利用することで成功率はぐっと上がることになります。
X精子が受精をした場合、生まれてくる赤ちゃんは女の子になります。反対にY精子が受精した場合は男の子が産まれてくることになります。
精子の特徴
X精子とY精子の特徴を次にまとめます。Y精子:アルカリ性に強い、寿命は24時間
X精子:酸性に強い、寿命は2-3日
Y精子は他にもカフェインを接種することで短時間(約1時間程度)ではありますが活発化することが分かっています。
卵子と子宮内の性質
精子の特徴に酸性やアルカリ性という酸性濃度への耐性についてが出てきましたが、これは一体何に役立つのでしょうか。実は、お母さんのおなかの中にある膣は酸性になったりアルカリ性になったりするのです。
基本的には、膣の中はバイ菌が入ってこないように弱酸性になっています。ところが、排卵日になると、一気に膣内はアルカリ性に傾きます。これは、妊娠できるようにアルカリ性の子宮頸管内の粘液(子宮頸管粘液)がたくさん分泌されるためです。
「排卵日が近くなるとドロッとしたおりものが増える」
という経験をしている方もいらっしゃると思いますが、この粘液のおかげで膣内はアルカリ性に傾き、妊娠が出来るようになるのです。
ですから、排卵日を正確に割り出すことが重要になります。排卵は月経の終わりから始まるまでのちょうど中間あたりに起こります。排卵がある前とあった後(2,3日後)では、基礎体温が0.3度から0.5度上昇することが知られていますので、長期間記録をすることで簡単に周期を確認することが出来ます。
また、通常時でもオーガニズムを感じるとこの粘液は分泌されます。ですから、膣内の酸性濃度が下がってアルカリ性になり、妊娠しやすくなります。
膣の状態がめまぐるしく変わっていくのはご理解いただけたでしょうか。
つまり、どの性質に強い精子をどの日にどういった性交渉で行うのか、ということで産まれてくる赤ちゃんの性別は決まってくるのです。
方法
赤ちゃんができる時の精子や膣の状態について詳しく知ったところで、方法について調べてみましょう。 次にそれぞれの精子の寿命や性質の違いから、男の子が欲しい時と女の子が欲しい時にわけてまとめます。男の子が欲しい時
・お父さんは禁欲(1週間以上)をしておく
・お父さんは性交渉の前にカフェイン(コーヒーや栄養ドリンクなど)を摂取する。
・お父さんはなるべく電磁波や宇宙線、X線を浴びないように心がける。
・排卵日当日に濃厚な性交渉をする。
・深めに射精する。
・お父さんは性交渉の前にカフェイン(コーヒーや栄養ドリンクなど)を摂取する。
・お父さんはなるべく電磁波や宇宙線、X線を浴びないように心がける。
・排卵日当日に濃厚な性交渉をする。
・深めに射精する。
女の子が欲しい時
・お父さんは普段から頻繁に射精をしておく。
・お父さんは性交渉の前にカフェインを摂取しないようにする。
・お父さんはTVやPCなどで電磁波を多めに浴びるようにする。
・排卵日の2-3日前に淡白な性交渉をし、排卵日当日を避けるようにする。
・浅めに射精する。
意外とお父さんの努力が重要なようですね。・お父さんは性交渉の前にカフェインを摂取しないようにする。
・お父さんはTVやPCなどで電磁波を多めに浴びるようにする。
・排卵日の2-3日前に淡白な性交渉をし、排卵日当日を避けるようにする。
・浅めに射精する。
確率は?
医学的に見てどの程度できるもの?
膣内を酸性に保てたら女の子、アルカリ性になったら男の子になるということがわかりましたが、どれくらいの確実性があるのでしょうか。 日本では、7~8割方可能だという数字が出ています。 【写真】安全で最も確率の高いゼリーは? ちなみに日本では許されていませんがアメリカでは着床する精子を男の子と女の子に分けて着床させる手法(着床前診断)があり、これは100%に近い結果が出ています。 産まれてくる前に性別を分けることについては批判的な意見もありますが、世界的に見ても割とメジャーになっているようです。二人目と三人目の成功率
実際に赤ちゃん性別法を希望される方の多くは二人目や三人目の場合が多いです。 下図は何人目でしようと思ったのかというアンケートの結果から作図したものです。成功する確率は先程言いましたとおり国内では7割から8割程度と言われています。 それでは、成功する確率は二人目と三人目のどちらが高くなるのでしょうか。 実は、成功確率としては何人目でも変わらないと言われています。 ですが、産まれてくる赤ちゃんの性別が一人目二人目と偏っていると、三人目を考えたときに精子の種類が偏っているのかもしれないと不安になることもあるでしょう。 そんなときは、お父さんの日常生活の習慣や性生活について見直してみると良いでしょう。 排卵日の予定がずれていたりすると意図した性別の赤ちゃんが出来ないこともあります。 性生活も重要ですが、お父さんの日常生活も振り返ってみましょう。 SEやパイロット、放射線技師のような電磁波やX線、宇宙線を日常的に浴びるお仕事にお父さんが従事している場合は女の子が生まれやすくなりますし、コーヒーが大好きなお父さんですと男の子が生まれやすくなります。 こういった改善点が加えられる分、もしかしたら一人目より二人目、二人目より三人目の方が成功率は高いのかもしれません。 「うちにも女の子(男の子)が欲しい」
という方は、ちゃんと研究して改名されている精子の性質や生理周期の知識を活用するように心がけましょう。