産み分けを体外受精で成功させるための3つのポイント

体外受精で産み分けをしたいという方もいらっしゃいますよね。

しかし、自然妊娠での成功のコツはたくさん情報がありますが、体外受精に関してはあまり語られていないのが現状です。

一体どうすれば成功させることができるのでしょうか。ポイントを見ていくことにしましょう。

体外受精の産み分けのポイント

体外受精で産み分けを成功させるポイントには、

・何を利用して産み分けするか

・どこで産み分けをするか

・体外受精を成功させるための身体づくり

の3つがあります。

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

何を利用して産み分けをする?

体外受精を行うときに産み分ける方法として有名なのが、パーコール法着床前診断の2つの方法です。

◆パーコール法って?

パーコール法は卵子と精子を採取したあと卵子と精子を受精させる前に女の子になる精子と男の子になる精子を分けてあげる、体外受精を利用した産み分け方法です。

パーコール法は精子の分け方の特性上
「女の子の産み分けにしか利用できない」
方法になります。

また、精子を完璧には分けることができないため、産み分けの成功率は7~8割程度となっています。

◆着床前診断って?

パーコール法と並んでよく話題になるのが着床前診断です。

着床前診断にはPGDを利用したものアレイCGHを利用したものなどがありますが、どちらも精子と卵子から受精卵を作った後に数日育てた胚の染色体を検査していきます。

将来男の子として生まれるか女の子として産まれるかは受精卵の段階で決まっていますから、そこで希望する性別を選ぶことができるのです。

子宮へ胚を戻して着床し、きちんと育てばほぼ100%の確率で男の子でも女の子でも希望通りに産むことができるのです。

アレイCGHでは、ほかの遺伝子情報にも欠陥がないか精密に検査することができ、PGDよりも妊娠できる可能性が上がります。

どこで産み分けする?

体外受精の産み分けは、病院や場所によってできることが違ってきます。

◆パーコール法ができるところと特徴

パーコール法は、日本国内の不妊治療を行っている一部の不妊専門病院や大学病院、市立や県立などの公立の病院で受けられます。

日本の病院は
「自然妊娠できる場合は体外受精をしない」
というところが多い上、産み分けに否定的な考えの病院もあります。

不妊治療を行っているところでは産み分けに理解がある病院が多いので、電話などで自分が利用できるか予約時に聞いてみるとよいでしょう。

◆着床前診断ができるところと特徴

着床前診断の場合は、日本では遺伝子異常などが心配されるケースだけ受けることができますが、産み分けのために使用することは日本産婦人科学会によって禁止されています。

そのため、着床前診断を受けるには、

・日本産婦人科学会に所属していない国内の病院で体外受精をする

・アメリカなど海外で体外受精をする

・着床前診断だけアメリカでする

という3つの方法だけになります。

日本産婦人科学会に所属していない国内の病院で体外受精をする

日本産婦人科学会に所属していない国内の病院で受けることはできますが、病院数がとても少なく遠方になってしまうこともありますので一般的ではありません。

アメリカなど海外で体外受精をする

アメリカなど海外では誰でも産み分けのための着床前診断を受けらる国があります。

渡米して産み分けをする場合、PGDだけでなくアレイCGHが受けられますし、マイクロソート法というパーコール法よりも高確率で男の子になる精子と女の子になる精子を分ける方法を受けられます。

マイクロソート法を利用すると女の子になる精子は91%、男の子になる精子は74%の確率で分けることもできますので、希望する性別の受精卵が作られやすくなります。

そのため、理論上は着床前診断をしたときに子宮に移せる胚が多くなります。

着床前診断だけアメリカでする

マイクロソート法は受けられませんが、日本国内でも着床前診断だけアメリカでするという方法もあります。

その場合、日本で受精卵を作り冷凍保存して海外の研究施設に送って着床前診断をしてから日本に送ってもらうことになります。

着床前診断以外の体外受精の行程は日本で全て行うことができますし、受けられる病院も多くなります。

身体や精神的な負担やコストも比較的抑えられる方法です。

体外受精の成功率をあげるための身体づくりを!

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体外受精を利用した産み分けで一番問題になるのが、『妊娠自体成功するかわからない』ということです。

体外受精で無事妊娠して出産できる確率は国内では25歳くらいでは成功率が40%くらいですが、35歳では35%、40歳では20%以下、45歳になると約5%にまで下がってしまいます。

◆卵子の老化を防ぐ!

加齢による体外受精の成功率の低下は、卵子の老化が原因だと考えられています。

排卵された卵子を採取しても、遺伝子に異常があると胚移植後に着床できなかったり上手く育たなかったりということがあります。

つまり、卵子の老化を防ぐことが最も重要になるのです。

具体的に自宅でできる妊娠の成功率を上げる方法としては、

・1日3食、バランスの良い食事を摂る

・良質の睡眠を摂る

・適度な運動

・冷えを予防する

・ストレスを溜めこまない

などがあります。
こういった生活習慣の改善では「良くなっている」という実感がわきづらいですが、健康な卵子を得るためにはとても重要になります。

◆パパが産み分けのためにできることも!

体外受精で産み分けるためには、ママだけでなくパパの生活習慣も見直しが大事になります。

ぜひ、ママと一緒に生活習慣の改善に取り組みましょう。

また、パパが女の子になる精子と男の子になる精子の比率に注意して生活することで、希望する性別の赤ちゃんができる確率が上がります。

精子の男女比は、射精の頻度で変わってきます。射精の頻度が多ければ精子の男女比は半々になりますが、射精頻度が週に1回以下の場合には精巣では男の子になる精子が優先的に作られ、男の子になる精子の方が多くなるということが分かっています。

ほかにも、加齢によって女の子になる精子が多くなるという研究もあります。

自然妊娠ができるなら、そちらを利用した方が◎

ここまで、体外受精を利用した産み分けを成功させるためのポイントをお話しました。

特に、ほぼ100%で産み分けができる着床前診断などは利用したいという方も多いのではないでしょうか。

しかし、体外受精の産み分けにかかるコストは自然妊娠に比べて高額となってしまいます。

体外受精の相場は1回につき20万円~60万円。その金額にパーコール法では1回につき3~5万円、着床前診断は35万円~40万円が加わります。渡米する場合は、
「滞在費や交通費、医療費を含めて500万円くらいかかった」
ということもあります。

1回できちんと胚が作れたり妊娠・出産ができたりという保証もありませんので、実際にかかるコストはさらに高くなってしまうこともあります。

自然妊娠ができる場合には体外受精を利用するよりもコストを抑えることができますし、きちんと管理をしていれば妊娠の確率も高くなります。

タイミング法や酸アルカリ法と併せて”産み分けゼリー”という産み分けグッズを使えば、70~90%の成功率で産み分けができます。

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